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【鉄工所】送電所の配線格納箇所に縞板カバー取付け工事!|三重県伊賀市 山口鐵工


こんにちは。

山口鐵工です(^^)


いつもご覧いただきありがとうございます!



最近はなんだかんだと様々な現場仕事を頂いていて本当にありがたい限りです。


日ごろは伊賀市内のお仕事が多いのですが、今回はお隣の名張市の現場工事。


送電所の管理パネル下を通っている配線用のミゾに蓋を取り付けていく作業になります。


事前に寸法測定などは済ませていますので、こちらでは取付け作業のみを紹介していきます。


それではいきましょう!



現場入り


今回は材料を積んだ4tトラックと工具を積んだダイナの2台で現場入り。



今回の材料は、鉄骨の架台が二つと縞板カバーがけっこうな数量あります。


ひとつあたりがかなりの重さで、これを手で運ばないといけないというなかなかの試練!


この日は5人総出で作業にあたっていきます。


ちなみに私(執筆者)も最近は少し作業も手伝ったりしてますよ!笑

※社長にハメられてるのかも!?



架台設置


まずは、この大きな架台から取付していきます。


この架台が重たいんですよ!


この架台を取り付けるのは2か所で、開口の大きな箇所にカバーを取り付けるために設置していきます。




写真のように架台をはめ込んで、


各足の高さ調整をしていきます。



縞板カバー取付け


こちらの縞板カバーは、事前に寸法を測定してどの場所にどのカバーを取り付けるのか番号を振って製作。


雨ざらしの場所ですので、錆びないように最終はメッキ仕上げにしています。


けっこう1枚当たりが重いので、皆んなで運搬して指定の場所に設置します。




準備万端で臨んでいますので、番号の指示に従って設置すればそんなに時間が掛からないはずなんですが、ここで問題発生です!



一見キレイに設置されたように見えますが、よく見ると、、、


「ガーーーン!」


歪んでカバーにスキマができてしまっています!!


これはショックです。



恐らくメッキ処理の際に、生じた歪みですね。



溶融亜鉛メッキ処理・・・溶融亜鉛メッキは、440℃以上の熱で溶かした亜鉛に製品を浸してメッキを乗せます。

今回のように鉄板に溶接でガイドを取り付けている場合は、鉄板の厚みにもよりますがどうしても熱により円弧に反ったカタチで歪んでしまうんですね。


ということで、ここからは歪みを戻す修正をかけていきます。



歪み修正


修正といっても、現場で出来る方法はひとつ。


ハンマリングで叩いてカタチを戻していきます。


大体の場合、溶接個所のない部分が反ってきていますので、裏側から反りを矯正するように叩いて直します。



ぎっくり腰ぎみの社長、必死になって重たいビッグハンマーを「ふぅふぅ・・」言いながら振り回していましたよ!笑



仕上げ工程


カバーを取り付けてもスキマが出来てしまう部分には、粘土で目クラをしていきます。





こんな感じで、すべてのスキマを埋めていきます。


また、先ほど修正したカバーにもどうしても若干のスキマが出てしまいますので、そこはコーキングで埋めていきます。




そして最後に粘土部分に塗装していきます。



カバー取付け工事完了


これですべての作業が完了です。


それでは完成写真をどうぞ!







最後に

山口鐵工では「NOと言わないことを大切に。」をモットーにしています。


お客様の「あーしたい、こうしたいをカタチに」するお手伝いをさせて頂きますので


どんなことでも気軽にご相談くださいね!



それではまた!








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